今回紹介させていただく映画は『インシディアス』という映画です。ネタバレの有無別に紹介します。
インシディアス予告動画
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1.概要
公開日(日本):2011年8月27日
キャスト(主要人物) ⇩⇩
パトリック・ウィルソン (ジョッシュ) ローズ・バーン (ルネ) タイ・シンプキンス (ダルトン) アンドリュー・アスター (フォスター) リン・シェイ (エリーズ) バーパラ・ハーシー (ロレイン)
映画監督:ジェームズ・ワン
上映時間:102分
2.あらすじ(ネタバレ注意)
※ところどころ省かせていただいている内容があります。ご了承ください。
1.度々起こる怪奇現象
ジョッシュ(父)、ルネ(母)、ダルトン(兄)、フォスター(弟)、カリ(妹)で構成されたランパート一家は、慣れない新居でたびたび起こる怪奇現象に悩まされていました。
そんなある日、兄のダルトンが急に倒れて昏睡状態になってしまいました。しかし、体のどこにも異常はなく原因不明。
家自体が呪われていると考えたルネは夫のジョッシュと相談して、家計の苦しい中引っ越しをすることに決めました。
引っ越したはいいものの、ランパート一家は再び怪奇現象に悩まされることになります。
そこでジョッシュの母であるロレインが霊能者、エリーズを呼びます。
2.ダルトンの救出
エリーズにダルトンを見てもらうと、エリーズはダルトンの真上に暗い穴のような黒い目を持った、血のような赤い顔をした悪魔を見ます。
そこでエリーズは衝撃の事実を口にします。
「呪われているのは家ではなく、ダルトンだ」と。
エリーズによると、ダルトンは昏睡状態ではなく幽体離脱をして彼方と呼ばれる場所でさまよっていると言うのです。
そんな魂の抜けたダルトンの体を狙って数多くの幽霊がダルトンに集まっているということです。
エリーズが見た悪魔はその中でも特にダルトンに近づいています。
エリーズの話を信じたルネはエリーズに助けを求めます。
しかし、ジョッシュはそんなばかばかしい話を信じるわけもなく、エリーズに帰るよう求めます。
その晩、ジョッシュがダルトンが過去に描いていた絵を見ていると、エリーズの見た悪魔と非常に酷似した悪魔の絵を見ます。
そんな絵を見たジョッシュはルネとともに、再びエリーズに助けを求めます。
それに応じたエリーズは、ダルトンとの交信をはかります。ダルトンとの交信に成功しますが、何かに操られているダルトンの体に部屋をめちゃくちゃにされます。
エリーズはロレインを呼び、今まで隠していたことをジョッシュに打ち明けます。
実は過去にジョッシュは夜中に「老婆がいる」と怯えることが度々あったそうです。
最初は疑っていたロレインも、写真を通して老婆を見て信じたそうです。(それから、無意識に写真を嫌うようになったジョッシュ)
つまり、ダルトンの幽体離脱は偶然ではなく、遺伝による能力ということです。
ジョッシュはエリーズに協力してもらって、幽体離脱を試みます。幽体離脱に成功したジョッシュは彼方と呼ばれる場所へ、ダルトンを助けに行きます。
なんとかジョッシュとダルトンは自分の体に戻ることができました。その後、エリーズとジョッシュは写真や小道具の後処理を二人きりでしていました。
その時、何を思ったのかエリーズは写真を嫌うジョッシュに向けて写真を撮ります。それに怒ったジョッシュはエリーズの首を絞めて殺してしまします。
殺されたエリーズを見つけたルネは焦ってジョッシュに助けを求めますが、ジョッシュの姿はどこにも見当たりません。
そんな中、エリーズがジョッシュに殺される直前に撮った写真を見つけます。しかし、そこに写っていたのはジョッシュではなく、見知らぬ女が写っていたのです。
3.感想(ネタバレなし)
海外のホラー映画にしては珍しい、伏線の多い映画でした。
序盤の何気ない会話にも伏線がはられていて、終盤の伏線回収の連鎖では鳥肌が止まりませんでした!
ホラーを見る上で、一番重要といっても過言ではない怖度も完璧で、めちゃくちゃ面白かったです!
気になった方は是非見てみてください!
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ネタバレ注意
4.感想(ネタバレあり)
1.感想
全体的な評価として面白かったのはもちろんのこと。特に終盤でジョッシュとダルトンが助かったかと思いきや、伏線回収の連鎖とともに負の連鎖が続いていて、他のホラー映画にはあまりない良い要素が詰まっているように感じました。
個人的な推測ですが、最後に写真に写っていた見知らぬ女は、彼方と呼ばれる場所にいた、すでにこの世のものではない人間だったのだと思います。
きっと、魂の抜けたジョッシュの体に乗り移ることができたのでしょう。
全体的に平和なシーンが少なく、常にランパート家は不幸な状態にあったので、少しHAPPY ENDで終わってほしかった気持ちがありますね。
ただ、「インシディアス」の終盤の伏線回収と負の連鎖を見て、BAD ENDの良さもわっかたきがしました。
それと、エリーズの助手の2人はネタキャラみたいな感じでとても面白かったです。常に不幸が続いていたこの映画にも微笑ましいシーンはありました。
今後のランパート家に幸あれ。
気になった方は是非見てみてください!
2.次回作「インシディアス第2章」の紹介
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